解析データから読み取るスキル情報の新事実のメモ

Share on:

Overview

ウマ娘の解析データがあったので、それを読みながら理解した範囲で軽いメモ。もちろん私自身の読解が間違えている可能性はあるし、解析データ自体が間違っている可能性もある。解析データには、プログラムの条件式や最終評価時の査定ポイント、効果量、効果時間などが記載されている。ただし効果時間などは単位が不明。かなり興味深いことが多かった。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1vgYs8_ngTeE2T_U--ToV5b6PKvN-4fqgFI0yxVIOZ1M/edit#gid=692003507

基本的に回復スキルは金スキルは効果量550で、ノーマルは効果量150なので単純に考えれば3.6倍回復する。体感的には倍以上の効果を感じていたので正しそう。回復量はレア度の違いによって優劣はあっても、同レアのスキル間に優劣はない。つまり回復スキルは曲線のマエストロが強いとされているが、金スキルで回復量に優劣は無いので、利点は発動の緩さぐらいになる。

固有回復スキルの回復量には2種類ある。金スキルと同格の550と、ノーマルと金スキルの間の350だ。アグネスタキオンやスーパークリークの固有スキルが才能開花でu=ma2 やピュリティオブハートになっていると前者の550となる。才能開花していないアグネスタキオンのintroduction:My bodyはやスーパークリークのクリアハートは後者の350になる。それでもノーマル回復スキルが150なので、倍以上の効果はある。故に育成しやすい。

速度向上スキルは、効果量がノーマルは1,500、◎が2,500、金が3,500となる。しかし持続時間のバラツキが大きい。金スキルの持続時間であれば代表的なニシノフラワー「はやて一文字」、ファインモーション「スピードスター」、未登場サポート「狐線のプロフェッサー」、セイウンスカイ「脱出術」の順で9,000、12,000、18,000、30,000となっている。つまり現状で好んで取得されているスキルは効果時間が短い。特にニシノフラワーはリセマラでも大人気だが最も効果時間が短く、汎用性はあれど最長と比較して3割の持続しかないので悩ましいところ。

また効果量が金スキルと比較して2,500しかない◎スキルだが、効果持続時間は30,000と最長クラスになる。はやて一文字は「3,500 * 9,000」で22,500,000、◎スキルは「2,500 * 30,000」の75,000,000なので3倍以上の性能がある。この値は更にいえば「3,500 * 12,000」「3,500 * 18,000」よりも大きい。一応は元の計算式にこの値がどう影響するかや、例えば持続時間が余ってゴールするような場合などを鑑みると、手放しで◎を称賛することは出来ないが再考の余地はかなりある。

なお、固有スキルだと持続時間は50,000になったり、「すごく」表記のものは効果量が4,500であったりする。

右回りとか良場など。基本ステータスが上がる。

  • スピード:右回り、季節ウマ娘(春ウマ娘等)、外枠、伏兵、シンパシー、外枠得意
  • スタミナ:レース場系、根幹距離
  • パワー:良場、道悪、対抗意識
  • 根性:天気系、徹底マーク
  • 賢さ:内枠得意、逃げのコツ系

ようやく恩恵がわかってスッキリ。そしてアイコンを良く見たら、バフ系と同じくちゃんと識別出来るようになっていたことに気づいた。

レースが悪天候であれば根性に対するデバフ状態、場が不良だとパワーに対するデバフが掛かっている感じかな?

ラッキーセブンは複数のステータス向上。

逃げのコツや差しのコツなどは視野も増加する。策士やお見通しの視野系のノーマルスキルと同程度の効果。コツを◎にした場合は純粋に視野向上は2倍となる。もしかしたらブロックされにくくなる強スキルかもしれない。

ホークアイの効果量は10,000で金スキル千里眼にすると効果が15,000の1.5倍しか無いが、他の視野系はノーマルが5,000、金スキルが15,000なので3倍となる。もしかしたらホークアイの数値の打ち間違いとかかな?情報が正しいなら千里眼にする優先度は下がる。

ポジションセンスや臨機応変など。上位スキルにしても効果は1.4倍にしかならない。距離指定のあるイナズマステップなどは加速力向上効果があるが、汎用性のあるポジションセンスや臨機応変には加速力向上効果はない。

スタミナイーターは回復量がノーマルの回復スキルと同じ150、スタミナグリーターは金スキルと同じ550。また相手にデバフを与える。相手との相対的な変化量でいえば、普通のスキルよりも相手との差が大きくなるので強いっぽい。

効果を絶対値順で並べると下記のようになる。

金バフ(3500) > 金デバフ(-2500) > ノーマルバフ(1500) = ノーマルデバフ(-1500)

効果を絶対値順で並べると下記のようになる。

金バフ(550) > 金デバフ(-300) > ノーマルバフ(150) > ノーマルデバフ(-100)

加速力とレーン移動速度が上がる。加速力向上量は他のスキルと遜色が無いが、レーン移動速度は同系統のノーマルスキルの20%となっている。金スキルのノンストップガールだとレーン移動速度向上が5倍となり、同系統のノーマルスキルと同等の250となる。ノンストップ・ガールのサポートが来たら人権になる匂いがプンプンしますね。

スタートダッシュというカテゴリ。コンセントレーションが4000、集中力が9000、ゲート難が15000。数値と説明文から考えるに、出遅れたとき走り始めるまでの遅延時間のようなものかな?スキルがない場合は12,000~13,000あたりだろうか。

スキルにはノーマル以外に◎となるものや、金スキルとなるものがある。速度向上に関して○から◎への効果は○を取得した時の効果量を1とすると2倍未満だが、金スキルにすると2倍以上となる。◎は○止めの方がコスパが良いように思えるが、評価軸を速度向上量だけでなく、速度向上維持時間も追加すると判断が難しくなる。詳細は速度向上スキルの項。

全てのカテゴリーで効果量が2倍以上になるかというと、レーン移動速度効果のある臨機応変とその金スキルのレーンの魔術師は2倍未満となっているので。絶対的な法則ではない。

回復スキルの回復量にレア度の差はあっても、同一レア度のスキルに差は無いので、発動条件を加味しつつ育成にあったスキルを選んでおけば良い。

速度向上スキルは同一レア度でも効果持続時間の差が大きく、ニシノフラワーのはやて一文字なんかは最長の3割しか効果持続時間がない。

緑色のスキルはステータス向上効果。どのステータスが上がるかは系統に依存する。

上位スキルが◎系ではなく金系だから強いというのは一概に言えるわけではない。

垂れウマは一粒で二度美味しい。

逃げのコツや先行のコツ系は積極的に取得する。恐らくブロック対策にも有効。恐らく視野がブロック予防であり、レーン移動速度がブロック後の対策スキルだと考えられる。もしくはレーン移動スキルと合わせで使っている可能性がある。今回、一番の収穫で早く長期的な変化を見てみたい。

垂れウマは今後もしっかり取得する。

レーン移動速度系の金スキルや千里眼の取得は優先順位を下げて、ノーマルのみにする。

道悪は今後もしっかり取得する。

速度向上スキルはスキルごとの持続時間差が大きいので取得対象を見直す。